一般に包茎は女性にきらわれる傾向があると言われていますが、実際に包茎とはどういった状態 をたずねると、正確に答えられる女性はほとんどいないようです。
現代はセックスに関する情報が氾濫していますが、実は性に関する知識は、あいまいで不十分なのです
一方の男性も、包茎はすべて不潔だと思い込み、一人でクヨクヨと悩み、消極的になっている人が少なくないでしょう。
包茎に関する正しい知識を持ち、治療の適応・方法などを十分に納得した上で、治療を受けるかどうかを自分で判断することが必要かと思います。
包茎で悩む方には、包茎の種類がはっきりしていない方が
多いといいます。
まずはご自分で皮の状態を確認してから、
その状態による治療法や手術の方法を確かめなくてはなりません。包茎の種類は次にあげる3種類があります
【包茎の種類】
仮性包茎
真性包茎
カントン包茎
包茎は一般的にあまりいいイメージはありません。日本や韓国などでは欧米に比べると ”不潔”や”マイナス”のイメージでとらえられています。
これらは、自身の包茎に対する意識の中の位置付けがかなり、関わっているのでは ないかと思います。包茎に対してはいろんな意見がありますがその中から ご自分が納得する所見を選び、その所見に沿って治療を施すか、様子を見るのか きめることになります。
ここでは包茎に対するマイナスの要因を少しご紹介します。
まず、亀頭部分の皮の内側は「恥垢(ちこう)」と呼ばれます。この部分はアカがたまりやすく、常に尿で湿っているため、雑菌の繁殖が活発に起こります。そのため悪臭を発することもあり、皮膚炎や性病の原因にもなります。
次に、陰毛が皮に絡まり痛いだけでなく、陰毛がこすれることにより亀頭部が傷つき、炎症を起こすこともあります。
包茎による早漏やペニスの発育不全の心配。常に「亀頭」が包皮で覆われているため、亀頭の発育が不全となり貧弱なペニスになる場合もあります。また、亀頭が過敏になっているため「早漏」の原因となりえます。
精神的なコンプレックス。これは個人の感性の問題だけです。 しかし、このコンプレックスによるところの悩みが一番おおいのかとも思われる。 この個人の象徴的な感性に付け込み、手術などを勧めるクリニックもあるようです。
一概にすべての勧めが”煽って”いるということではなく、費用がかかるものは それなりに丁寧な治療をしてくれるわけですから、クリニック側にしても良心的に勧めてくださっている 場合もあるのでよく考慮してください。
包茎は病気ではありません。しかし、包茎であるために、仲間や女性とのコミュニケーションの輪に入るのをためらっているとしたら、楽しい青春時代も台無しです。包茎でいいことなんて一つもない、というのが現実です。一日も早く、どこに出しても恥ずかしくない男性自身と、男の自信を手に入れましょう。
1. 亀頭の発育が遅れ先細りになりやすい
2. 余った皮がペニスの性感を低下させる
3. 性感の低下で、インポになりやすい
4. 亀頭が敏感なため、早漏になりやすい
5. 亀頭が露出しないので、内側にカスが溜まりやすい
6. 溜まったカスが酸化し、悪臭を発する
7. 通気性が悪くばい菌の温床になり、性病にかかりやすい
8. 亀頭の根元付近にコンジロームというウイルス性の白いブツブツができやすい
9. セックスの際、亀頭が充分に機能を発揮しにくくなる
10. 包茎コンプレックスから異性に対して消極的になりやすい
図のようにペニスは上部の亀頭部と下部の陰茎部それに皮と呼ばれる包皮 に分かれます。さらに俗に言う『カリ首』のことを亀頭冠といいます。
そして、亀頭部分と陰茎部分をつないでいる『スジ』を小帯(裏スジ)といいます。この裏スジは 勃起時に自然と切れて無くなる方もいるようです。
『内部』は海綿と呼ばれるスポンジ状の組織であり、ここに血液が流れ込み膨張した状態を「勃起(ボッキ)」と呼びます。