同じ東南アジアでも割礼が行われている
同じイスラム圏のインドネシアでも、イスラム教に入信する男の子は、全てこの手術を受けます。
数年前までは部落の長老がこの儀式を仕切り、その一週間前から集団で仮設小屋に住んで宗教的な教えを受けます。
当日は、早朝、冷たい水の入ったオケに下半身をしたし、半ば麻痺させた状態で施術師の手術を受ける。終わった後は、部落民全員から盛大な祝福を受けるそうですが、「神の祝福うを受けるのだから泣くのは恥 」と言われているので、6,7歳のいたいけな子供たちがみな歯を食いしばり、涙を流しながらも泣き声は決して出さないのだそうです。最近はこの国でも、病院を利用する傾向が強くなっていますが、田舎ではまだ昔ながらの原始的なやり方が行われているそうです。
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同じアジア地域でも宗教による文化のちがいを垣間見ました。近代医療では医師による手術はあたりまえのように考えがちですが、日本でも少し前までは 助産婦さんなどが大変活躍されていたと聞きます。人手不足からか、免許がある方、ない方がいらっしゃったようです。 これは、発展途上国の方々の今現在そのものかもしれません。